主人公と「ラッコ」が織りなすどこか不思議な物語「ラッコの袋」 - きさらぎさら

# ネット文庫星の砂

ラッコの袋 - きさらぎさら

内容紹介

 雨の夜に寝室の窓を叩いたのは、栗色の毛をしたラッコだった。

 ラッコは雨に打たれながら、それが定められたことであるかのように平然と窓をノックしていた。ベッドの上で丸まって眠っていた私は、はっとして飛び起きるとカーテンをめくり上げ、ほとんど反射的に窓を開けた。

 

第17回星の砂賞 審査員特別賞受賞作品

雨の降る夜。

ひと月前に恋人と別れた「私」は、寝室の窓を叩いた「ラッコ」を部屋に招き入れる。

「ラッコ」との会話や交流の中でも「彼」を思い出し続ける「私」だが……。

編集部より

前半と後半、そして読み返した時、「ラッコ」をどう読むかで印象が大きく変わる作品です。

「私」と「ラッコ」が織りなすどこか不思議をぜひお楽しみ下さい。

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