「成り代わり花嫁の甘やかな憂鬱」 - 未華空央

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成り代わり花嫁の甘やかな憂鬱 - 未華空央

内容紹介

「あなたは……」

横から低く落ち着いた声が聞こえ、エミリアをハッとして掴んでいた腕から手を離す。振り向くと黒髪の騎士がエミリアを真っ直ぐ見下ろしていて、エミリアはその綺麗な瞳に心臓が止まったような感覚を覚えた。

奥二重のブラウンアイ。

前髪から覗く形のいい眉がその瞳と近く、意志の強そうな印象を受ける目元だった。近くで見たその美しく端整な顔に、エミリアは時が止まったかのように彼の顔を見つめてしまう。

(遠くから見ても素敵な騎士様だと思ったけど、近くで見るとますます素敵な方……)

  

"自分を、『エミリア』を……ここでは殺して生きていくのよ"

小国セザールの美しき双子の王女、ティアナとエミリア。

長く恐れてきた他国の侵略から国を守るため、セザールの王女は大国ファルジルックの王太子と婚姻を結ぶことになる。

しかし姉のティアナは生まれつき身体が弱く、嫁ぎに行けるほど体調が安定していなかった。

そこで、姉に成り代わり、妹のエミリアがファルジルックに出向くことになったのだが、そこでエミリアを待っていたのは、初恋の相手ゲルト・ヴァレンシュタインだった。

ティアナの『身代わり』として姉に成り代わり、自分の気持ちを葬る決意をしたエミリアの切ない恋の結末は……──。

本編完結後のエミリアとゲルトの数年後の姿を特別書き下ろしを収録!

 

編集部より

 人気ファンタジー作品がミーティアノベルスから登場!

 セザール国の美しい双子の王女。妹のエミリアが湖のほとりで偶然出会ったのは、美しく端整な顔立ちをした他国の騎士団長でした。それは姉に成り代わったエミリアが嫁ぐ相手で――

 書き下ろしエピソードも追加された、成り代わり花嫁と騎士団長との物語をぜひお読みください!

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