酒コンで出会った素敵な男性は、左手薬指に指輪をしていた……「だって、伊達だって」 - さがちこ

# ネット文庫星の砂

「だって、伊達だって」 - さがちこ

内容紹介

「は? 合コン?」

 宍戸実季(ししど みき)、三十二歳。九つも年下の後輩の言葉に眉を寄せた昼休み。

「違いますって。合コンじゃなくて、『酒コン』です!」

 見せ付けられたチラシには、確かに「十月一日は日本酒の日」と書かれている。

「先輩、日本酒好きじゃないですかぁ。一緒に行きましょうよぉ」

 語尾を甘ったるく伸ばして上目遣いをする。この子のこういう態度が鼻に付く自分は立派なお局様だ、と思う。

 

第17回星の砂賞 審査員奨励賞受賞作品

 

投稿時作者コメントより

伊達政宗公のお膝元、宮城県が舞台です。

なにを隠そう、昨年、話のカギとなる場所に行ってきたのです。

ゆったりした時間が流れていて、静かでひんやりしている一方で、あたたかく包みこまれるような気にもなる、不思議な場所でした。

主人公は32歳の女性です。

なんやかんやあって、それでもやっぱり最後はハッピーエンドがいいよね、って思います。

 

編集部より

主人公の実季が『酒コン』の席で知り合ったのは、左手薬指にリングを嵌めた素敵な男性。

そんな彼に「温泉に行こう」と誘われ、躊躇いながらも承諾した実季は道中の食事や観光で楽しい時間を過ごす。

小さな違和感を覚えながら……。

ドキドキしながら読み進めると、意外な展開が!? ぜひお読みください!

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